●自分の歯と同じように食べることが可能
自分の歯と同じように食べられるブリッジや入れ歯と違い、歯にしっかり固定されるので、硬い食べ物もしっかりと噛め、自分の歯のように食事を楽しむことができます。
●健康な歯を削ずらない
インプラントは隣接する歯にワイヤーをかけるブリッジなどとは違い、周りの歯を削ったり傷つけたりしません。
異物感や口臭の心配がありません。
●自然な見た目
金属のバネが目立つ入れ歯と比べるとセラミック製の人工歯を使用するインプラントは、金属が見えず自然な見た目のままです。
インプラントはメリットもありますが、デメリットもあります。
治療を検討する際には、デメリットも把握した上で治療法を選択することが大切です。
●保険がきかない(自由診療)
インプラント治療は保険が適用になりません。
支払方法によって、一度の負担を軽減することは可能ですが、保険のブリッジ・入れ歯に比べると費用が高額になってしまいます。
当院では術前カウンセリングにて費用や支払い方法についてもご説明しています。
ご自身の場合の費用について把握したうえで、治療法をご検討ください。。
●健康状態によっては治療ができない場合もある
インプラント治療は手術が必要になるため、全身状態を考慮する必要があります。
そのため、疾患の種類や状態によってはインプラント治療をお断りする場合があります。
全身的な病気がインプラント治療の妨げになったり、使用している薬が治療に悪影響を与えたりすることもあります。
歯の治療と病気は関係がないように考えている方も少なくありませんが、持病をお持ちの場合は、必ず事前にお申し出ください。
また、虫歯や歯周病がある場合には、病気の治療を先に行う必要があります。
●治療期間がブリッジ等に比べ長い
一般的に入れ歯治療は2ヶ月程度、ブリッジの治療なら1~2週間で治療が完了します。
しかし、インプラント治療はインプラントと骨が結合するまでに数ヵ月かかるため、治療完了までには長い期間を要します。
インプラントの機能性の高さは、インプラントと骨が強く結合することによるものであり、安静期間は必要な期間です。
そのため、十分に時間をかけしっかり定着させることが大切です。
インプラント治療は、周りの歯を削る必要がなく自分の歯のように噛める素晴らしい治療法として、近年多くの方から支持されています。
しかし、他の治療と同様にリスクが伴うため、すべての方にインプラント治療を行えば良いということではありません。
「入れ歯」や「ブリッジ(失った歯の左右の歯を削って人工歯を橋をかけるように被せる)」の方が適している場合もあります。
当院では治療に入る前に患者様のお口・お身体の健康状況を確認し、ご要望を伺います。
ブリッジ | 入れ歯 | インプラント |
---|---|---|
○違和感が少ない ○咀嚼能力が高い ○保険で治療できる ○見た目が天然歯に近い |
○複数本の欠損にも対応できる ○保険で治療ができる ○手入れがしやすい ○ブリッジよりも他歯を ○削る量が少なくて済む |
○見た目が天然歯に近い ○咀嚼能力が天然歯と同等 ○メンテナンスすることで 長い寿命を期待できる ○違和感がほとんどない ○歯槽骨の吸収を抑制できる ○他の歯に負担をかけることが少ない |
×健康な歯を削る必要がある ×支えとなる歯に負担をかける ×衛生管理がしにくい ×支えとなる歯が必要になる |
×見た目に入れ歯を入れているのが 分かりやすい ×違和感(異物感)がある ×入れ歯が合わないと痛みが生じたり、 外れたりする ×咀嚼能力が低い |
×治療期間が長くなりやすい ×保険がきかない ×歯槽骨の量が十分でないと 治療が適応とならない ×外科手術が必要になる |
診察
患者様の歯の欠損に関するお悩みや希望の治療をお伺いします。カウンセリング
診断結果をお話、患者様の歯の欠損に関するお悩みや希望の治療をお伺いします。歯周病の治療
インプラントの大敵である歯周病の治療を先に行います。インプラント一次手術
インプラントを顎の骨に埋入する手術を行います。二次手術
埋入したインプラントが顎の骨としっかりくっつくのを待ってから被せ物の製作・装着
二次手術後1週間程度で印象採得(型取り)上部構造の作製を行っていきます。メンテナンス
インプラントを長持ちさせるのに、一番大切なことはメンテナンスです。