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愛知県名古屋市南区豊三丁目29番9号

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診療内容

むし歯治療

Minimal Intervation(最小限の侵襲)の徹底

●むし歯ができるしくみ

食べ物を食べると、残りかすが歯にくっつきます。そのかすの中にある糖分を細菌(ミュータンス菌)が分解して歯垢を作ります。 
その歯垢が酸を作り出して歯を溶かしてしまいます。これがむし歯の始まりです。

歯垢はプラークとも呼ばれ、食べ物の残りかすそのものではなく、口の中で増殖した細菌のことを指します。口の中に住む細菌の種類はとても多く、糊のようなもので歯の表面に付着して増殖を繰り返していきます。

また、飲食物を口にすると口の中が酸性になり、そのたびに歯のカルシウム分が少しずつ抜けていきます。
通常は唾液の力でこの酸が中和されて、抜け出したカルシウム(とリン酸)が再び歯の中にしみこんで修復されます。これが再石灰化と呼ばれる現象です。

一日に何度も甘いものを食べたり飲んだりしていると、再石灰化のスピードが、抜けていくカルシウムの量に追いつくことができなくて、ついに歯の表面に穴が開いてしまいます。

一度穴が開いてしまうと、むし歯は怪我や風邪などとは違って自然に治ることがなく、放っておくとどんどん進行してひどくなってしまいます。そのため、むし歯になってしまったところは削って、詰め物やかぶせ物を入れる治療をすることになります。

しかし歯は削れば削るほど脆くなり、寿命が縮まっていきます。
最も大事なことは健全な部分をいかに多く残すかということです。感染した部分を取り残してしまうとそこからさらに虫歯が進行してしまいます。

当院では過不足なく感染した部分のみ除去することを徹底しております。
そのためには拡大視野の元、齲蝕検知液を用いて虫歯で感染してしまった部位ののみ丁寧に少しずつ取り残しの内容に取り除いていきます。
これが最小限の侵襲(MinimalIntervation)という考え方です。

削りすぎてしまい歯の寿命を縮めることがないように時間をかけて丁寧に虫歯を取り除きます。
そのためには拡大視野を獲得することは必須です。
当院では常に10倍の視野で見えるマイクロスルーペを使用しながら裸眼では判別不可能な部分も的確に治療を行います。

むし歯の進み方

学校の歯科検診などで、歯医者さんが歯を見ながら「C1」とか「C2」とか言っていたのを覚えていますか?
ご存知の方も多いと思いますが、あれはむし歯の進行具合のことです。 ちなみに「C」は「カリエス:caries」の略で、英語で「むし歯」の意味です。
専門的には、日本語でむし歯のことを「齲蝕(うしょく)」と言います。
むし歯は、程度によって4段階に分けられています。

それぞれの段階における治療方法は、むし歯の細かい進行状況と、治療する歯医者さんによって変わってきます。
早い段階であれば、治療にかかる時間・お金・精神的な負担が軽くて済みます。
あなた自身の大切な歯ですから、定期健診をして歯の健康を保ってくださいね。

むし歯になる条件

むし歯になる原因をいろいろ挙げることはできますが、そのうちの一つの原因によってむし歯になるというよりは、いくつもの条件が重なってむし歯になることがほとんどです。
むし歯のなりやすさ・なりにくさに関係していると言われるものをいくつか挙げてみます。

などなど。いろいろありますね。
歯の研究や技術は日々進歩していますから、こうして書いている間にも新しい理論や方法が生まれているかもしれません。

むし歯のなりやすさ・なりにくさに関係していると言われるものを挙げてみると、大まかに、先天的な要素と後天的な要素に分けることができると思います。
むし歯になる条件をチェックしてみることが、むし歯の予防につながります。
あなたも、自分の口の中や生活習慣をチェックしてみましょう!

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